わきが・多汗症
臭いについて敏感な現代社会では、わきが・多汗症の悩みは深刻です。
わきがの臭いは強烈で、わきが・多汗症でない人にとっては非常に不快なニオイです。しかし、自分では気づきにくいため知らないうちに周りの人にさけられていたりすることが多く、特に女性からは体臭のキツイ男性は敬遠されてしまいます。
わきがを治すためには、医療機関での治療しかありません。
わきが・多汗症 自己診断CHECK
自己診断CHECK!!
ひとつでも気になることがありましたら、思い切って治療を受けることをおすすめします。
- いつも汗の臭いが気になる
- 両親や家族にわきが・多汗症の人がいる
- ワキ毛が濃い、または太い
- 寒いとき(冬など)でも汗をかくことが多い
- 白いTシャツや、肌着のワキの下部分に黄色いシミができる
- 耳アカがいつも湿っている
- 肉類が好き、あるいは食生活が偏っている
- 他人から臭いを指摘されたことがある
※上記の中でひとつでも当てはまる方はわきが・多汗症の疑いがあります。
一人で悩まずお気軽にご相談ください。
わきが・多汗症の種類
治療の種類 |
総合判定 |
ニオイの
改善度 |
手術方法 |
吸引方 |
× |
× |
アポクリン汗線を吸引。ニオイが完全に取れない。 |
超音波吸収法 |
× |
× |
超音波の振動によってアポクリン汗線を破壊・吸引。やけどの危険性があり、ニオイの再生率も高い。 |
組織削除法 |
○ |
○ |
専用器具を使用して皮膚の裏側の汗線を削り取る。傷跡が大きい。 |
レーザースキン剪除法
当院ではこちらの手術を行います。 |
◎ |
◎ |
ニオイの原因を一つひとつ目で確認しながら丁寧に除去。
治療時の痛みも少なく傷跡もほとんど目立たない。
取り残しによる再発の心配ナシ! |
治療法
メスを使わない治療 ボトックス®注入
ワキの下にすぐ汗じみができてしまう。大切な日の前に治してしまいたい。
そんなお悩みはボトックス®注入で解消。
「手術はちょっと…」という方には
「手術はちょっと…」という方や「毎日忙しくて手早くできる治療がいい」という方には、ボトックス注入が効果的です。ワキの下にボトックスを注入することにより、汗腺の働きを抑えて汗が出なくなります。
処置後の制限も少なく日常生活に支障はありません。
治療のポイント
「汗が多く、したたり落ちるほど汗をかく」という多汗症の方は、アポクリン汗腺より エクリン汗腺による 作用が強いといえます。
この場合、ボトックス(タンパク質の一種)注射方法が効果的です。
メスは一切使用せず、ボトックス注入による交感神経維束を遮断することで汗腺の汗の分泌指令を 止める働きをします。
但し、お薬ですから作用時間は限定的で、通常は4〜6ヶ月程となります。
ダウンタイムがほとんどないため 結婚式直前1週間などでも治療可能です。
当院では試験紙による発汗テストを行い、汗の分泌程度 や分布を確認して注射を行い、またフォローアップで発汗テストを行い、効果の確認をします。
治療の流れ
メスは一切使用せず、ボトックス注入による交感神経維束を遮断することで汗腺の汗の分泌指令を止める働きをします。
1.カウンセリング
医師による診察を行います。症状や気になる事をお話下さい。
2.麻酔
当院では最大限に痛みを和らげるため、局所麻酔の前に 麻酔クリームや笑気ガスを使用しております。
麻酔クリームや笑気ガスをご希望されない患者様にも 冷却材を用いて冷却してから局所麻酔を行います。
3.注入
注入には技術が必要であり、注入する部位や量などの知識や技術を持ち合わせた 医師が丁寧に注入いたします
アフターケア
1.注入後
注入後は痛みや腫れなどはほとんどなく、すぐにお帰りいただけます。
注入後2〜3日目には効果が現れ始め、4〜6ヶ月持続します。
2. 通院
通院に関しては必要ございませんが、気になる点、ご心配事などがございましたら お気軽にお電話下さい。
もちろん診察も可能です。 患者さまのご都合がよろしければ経過チェックのため 1ヶ月後の再来院をおすすめしております。
レーザースキン剪除法
原因組織を均一に取り除く

当院ではニオイの原因となるアポクリン汗腺だけを除去する「レーザースキン剪除法」を行います。痛みが少なく、治療痕もほとんど目立ちません。
また、目で一つひとつ確認しながら原因組織を取り除きますので、取り残しによる再発の心配はありません。
このために、他院で満足のいかなかった方にもその効果を実感していただけます。わきが・多汗症の治療は30分から1時間弱程度の治療では完全なものとはいえません。
クリスタルメンズクリニック【仙台・秋田・青森】では約1時間30分ぐらい時間をかけてじっくり徹底治療を行います。
剪除法の方法(手順)

- 皮膚を切開します。
範囲の目安はわき毛が生えている部分。1本の切開線を入れますが、間隔は3〜4cmあけます。
- 切開した部分から器具を入れ、皮膚をひっくり返し、腋窩筋膜から上に位置するアポクリン腺をはさみで切り離し、はいでいきます。
- 切開した部分を縫い合わせます。
必要に応じてドレーンを留置します。
- 止血のためのドレッシングを行います。
ガーゼを丸めて、テニスボール大にします。これを2つつくって、わきの下に押しつけるようにして圧迫します。その上からテーピングして、弾性包帯を巻きます。